2013年9月25日水曜日

特定のパスオブジェクトの重なり合う順番を変える(イラレ)

特定のオブジェクトの重なり合う順番を変えるには

右側に出るレイヤーのウィンドウ内で選択して
ドラッグ&ドロップでもできますが
(レイヤーウインドウが出ていないときは
上部ウィンドウタブからレイヤーをクリック)

素早く特定のオブジェクト(パス)の順番を上下したいときは
ショートカットキーのほうがてっとり早いと思います

まず順番を上にしたいパスオブジェクトを
選択してCtrl+Xで切り取ります




今回の場合は赤い四角と青い星型を入れ替えるので
赤い四角を選択

次に下にしたいパスオブジェクトを選択して
Ctrl+Fを押せば順番が入れ替わります
青い星型を選択してCtrl+F



これで赤い四角が上に青い星型が下になりました


これは単体のパスだけではなくて
複数のパスオブジェクトを選択しても
まとめて順番を入れ替えることも可能です

円形を2つ選択して赤い四角形の下に配置



※ただ製作しているデータのパスオブジェクトがあまり多い場合は
特定のオブジェクトをまとめて入れ替えた際

元々上にあったパスオブジェクトの上に
選択したオブジェクトが移動するので

その間にある選択されていない多数のオブジェクトとの順番が
バラバラになって面倒になってしまうかもしれません・・・

なので自分はパスが多いデータを作っているときは
レイヤーウィンドウで位置を確認しながら移動しています

一番いいのははじめにパスの順番を決めて
データを作っていくことだと思うのですがw

2013年8月31日土曜日

オブジェクト(パス)位置を変えずにコピーするショートカットキー(Illustrator)

今までコピーするときは
選択ツールで対象のオブジェクトを選んで
Altキーを押しながらコピーしていたのですが




それだと全く同じ場所に重ねたい場合など
コピーしたオブジェクトを移動して合わせないといけないので
不便だと思っていて

通常のショートカット
Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vでペーストだと
なんか別の位置に貼り付いちゃう・・・汗

と困っていたのですが

ちゃんとその場にペーストするショートカットあったんですね

知ってる人からみたら全然当たり前のことだと思うのですが
このショートカットは結構使えます

オブジェクト(パス)の位置を変えずに全く同じ場所にコピーしたい場合

まずCtrl+Cでコピー

次に
Ctrl+Fで貼り付けすると


オブジェクト(パス)の位置は変わらずに
もとのオブジェクトのひとつ上に全く同じオブジェクトがコピーされます

いやぁ~すごい初歩的なことなんだろうけど
非常に便利ですね

2013年8月16日金曜日

オープンパスの連結(Illustrator)

オープンパスとクローズパスって?

オープンパスとは下の画像のように
パスの端点のアンカーポイントが閉じていない
結ばれていないもの

クローズパスとは下の画像のように
パスの端点が閉じられて
一つの図形として成立しているものです
基本的にはペンツールで書いたパスは
自分で閉じない限り
オープンパスになりますね


今回はそのオープンパスの端点どうしを連結させて
クローズパスにする方法です
つなぎ合わせたいアンカーポイントどうしを
ダイレクト選択ツール(白い矢印)で選択して
片方を選択したら2つめのアンカーポイントはShiftを押しながらポチっと

連結させたい両方のアンカーポイントを選択したら
右クリックから連結、もしくはオブジェクト→パス→連結
これでクローズパスの一つの図形になります

2013年7月30日火曜日

イラレでパックマンを描く(Illustrator)

別にパックマンが作りたかったわけではないのですが(汗)

円の一部がパックマンのように欠けているものが描きたい場合




まず円ツールを使い、Shiftを押しながら正円のパスを作ります
詳しくはこちら参照

次に多角形ツールで三角形のパスを作るのですが



辺の数が6などになっている場合は六角形になってしまうので
左クリックして、辺の数を3に変更して
詳しくはこちら参照

線も塗りもない透明の三角形のパスを作ります


 その三角形を自分の好きなサイズに調整して

欠けさせたい部分に重ねます

そして選択ツールで円と三角形両方を選択して
(2つ以上の複数のパスを選択するにはShiftを押しながら)


パスファインダ(画面上に出ていない場合は上のウィンドウタブで出せます)
上段右から2つめの”前面オブジェクトで型抜き”をクリック

これで円が欠けた画像になりますが
このままでは三角形のパスの情報が残ったままなので
欠けた円を独立したオブジェクトととして使いたい場合は
パスファインダ右端の拡張ボタン(複合シェイプを拡張)を押します

そうすると欠けた円のみの独立したパスになります


もちろん、正円だけでなくて楕円だろうと四角形だろうと
同じように欠けさせたい場合は同じ手順で作成できます

自分も最初、楕円の欠けたのが欲しかったのですが
パックマンのほうが分かりやすいと思ったのでw

2013年7月28日日曜日

気をつけて!上のバージョンで作成したaiファイルを古いバージョンのイラレで開くとき

職場のイラレCS2で作成したaiファイルを自宅の10で開こうとしたら
イラストレーターが立ち上がった瞬間に消えてしまいましたっ

・・・よく考えたらファイルをCS2でファイルを保存するとき
バージョン(互換性)のところをIllustrator10にしないで
CS2にしたまま保存してしまうという初歩的なミスなのですが(汗)

ファイルをダブルクリックで開いたら
いきなり消えてしまったのであせりました
バージョンのところをプルダウン(下向きの矢印)で
他で使うときのイラストレーターのバージョンに変える

同じバージョンで使っている人は全く気にしなくていい問題ですが
違うバージョンのイラレでaiファイルを扱う際は気をつけないといけませんね

基本的にはaiファイルは上位互換しているはずなので

下のバージョンで作成したファイル
例えば、自分のように10で作成したファイルはCSでも何の問題なく開けますが
逆のパターン、CSで作成したファイルを下のバージョン
10やそれ以下で使う場合は保存する際に
互換性をそのバージョンにあわせて保存する必要があります


まぁ、あんまり下のバージョンで開くということはないかもしれませんが
一応自分のように間違ってしまう人もいるかもしれませんので念のため

2013年7月27日土曜日

Illustratorで正方形・正円を描く方法

イラストレーターのパスで正方形や正円をキレイに描くには






キーボードのShiftキーを押しながら

多角形ツールなどでパスを引けば
(Macでは)

正方形(正四角形)や真ん丸の円など
キレイに描くことができます


左がShiftキーを押しながら作った円、右はフリーハンドです


こちらも右側はShiftを押しながら作った正四角

他にもグループ化したパスや複合パスなど
オブジェクト単位で選択しても
Shiftキーを押しながら拡大・縮小すれば元のサイズ比率のまま
拡大・縮小もできます


ちなみにPhotoshopのパスでも
Shiftキーは同様に使うことができます

2013年6月29日土曜日

Illustratorで三角形を書く方法

Photoshopではカスタムシェイプツールを使って
三角形のパスを描けましたが

Illustratorで三角形を描こうとして多角形ツールを選んだら
あれ?6角形だったという経験はないでしょうか?




自分だけかもしれませんが(汗)
最初の設定で6角形になっていたので・・・

その場合は多角形ツールを選択後
何もないところで左クリックすると
画像のようなオプションウインドが現れますので
そこで辺の数を変えれば好きな角形が作れます


3角形の場合は3ですね


これで三角形が作れます


他に長方形ツールで四角形を描いたら
アンカーポイントは4角にできるので



その中の一つをペンツールのアンカーポイント削除で




三角形にするというような方法もあります




ちなみにフォトショップでもカスタムシェイプだけはなくて
多角形ツールから辺のの数を選んで三角形にすることもできました(汗)

2013年6月22日土曜日

初心者に便利な機能”スマートガイド”(Illustrator)

現在の自分もそうなのですが、イラストレーターを使って間もない頃は

パスのアンカーポイントはどこだろう?ハンドルは?とか
パスをキレイな直線で打てないとか、色々あると思います


そんなときに少し便利なのがスマートガイドという機能

上にある表示のタブからスマートガイドを選ぶと




これでパスやアンカーポイントの位置を教えてくれたり


現在のポイントからの延長線上の角度なども見ながらポイントを打ったりできます

いや~便利な機能ですね 自分は今でもこれを表示させながらでないと パスのポイント見つけられません(汗)

2013年6月20日木曜日

レイヤーの結合(Illustrator)

フォトショップではいつも画面上部のレイヤータブから
レイヤーの結合をしていたのですが
イラレにはレイヤータブがない!

ということで
イラストレーターにおけるレイヤーの結合方法は
レイヤーオプション右上にある画像の赤矢印の部分をクリックすると
項目が出てきますので、そこから結合します。



選択したレイヤーのみを結合したい場合は
先にShiftキーを押しながら結合したいレイヤーを選んでおいて
選択したレイヤーを結合
全て結合する場合はすべてのレイヤーを結合にします。

2013年6月17日月曜日

新規レイヤーの作成(Photoshop)

Photoshopで新規レイヤーを作る方法は2通りあります

1つは画面上部にあるレイヤータブから
新規レイヤーを作成する方法




この場合は下のような画面になるので
レイヤーの名称などを決めてokをクリック

ここの名称や色などの設定はあとでも変えらえるので
特に何もせずにそのままokでも問題ありません




これでレイヤーパレットにレイヤー1ができました


もう1つの方法はこのレイヤーパレットの
画像右下の赤矢印の部分をクリックすると



新規レイヤーが作れます

レイヤーパレットから作る場合は
タブから作成する場合と違って名称などを決めずに
すぐにレイヤー1から順に作成されるので
たくさんレイヤーを作るときはこちらのほうが便利だと思います

2013年6月13日木曜日

Photoshopの戻るはctrl+Alt+zキーで

Photoshopで作業中の画像を前の状態に戻す
ショートカットキーは、Illustratorも含め
一般的な他のアプリのなどでも使う
ショートカットのctrl+zキーではなく
ctrl+Alt+zキーをメインで使います

ctrl+zキーも使えますが
ctrl+zキーだと2回押すと2工程前に戻るのではなく
1段階戻ると1段階進むを繰り返してしまうので
結局もとの状態になってしまいます

しかし、ctrl+Alt+zキーであれば
押した数だけその前の工程まで戻れます



なので

「ちょっと間違っちゃった(汗)」

と、1回だけ戻る分にはctrl+zキーでも大丈夫ですが

「少し前の状態に戻したいな・・・」

というときには
Photoshopではctrl+Alt+zキーを使います

このショートカットはPhotoshop独特なので
覚えておきたいですね

まぁフォトショの場合は編集タブの1段階戻るでも
何回も戻れるのですが・・・

ちなみに戻しすぎた状態を進める
やり直し(戻したものをもとに戻す)には
ctrl+Shift+zキーを同時に押します



macではcommand+Shift+zキー1段階戻る
command+option+zキーで1段階進むです

2013年6月11日火曜日

失敗したら・・・とにかくctrl+zキー!で前の状態に戻る(Illustrator)

「間違った線を引いてしまった!」

「間違った部分を切り取ってしまった!」

「色を塗ったら思うような色ではなかった!」

「画像にエフェクトをかけたらイメージと違っていた!」

などなど

「しまった!」

と思ったときはあせらずに


キーボードのctrlキーとzキーを同時に押せば
作業中の画像が一つ前の状態に戻るので安心です♪

画面左上の編集タブの取り消しからも戻れますが
ctrl+zキーであれば押した回数だけ
その前の状態に戻ります

自分は試していませんが
最大200回前まで取り消しできるようです
便利ですね~

※Illustrator10までは環境タブから戻る回数指定できましたが
CSになってからは下限はなく上限が~200になったようです

ちなみに戻しすぎた状態を進める
やり直し(戻したものをもとに戻す)には
ctrl+Shift+zキーを同時に押します




macではcommand+zキーで戻る
command+Shift+zキーでやり直し(戻したものを戻す)です

2013年6月10日月曜日

ビットマップとベクターの違い

Photoshop(フォトショップ)とIllustrator(イラストレーター)で決定的に違うのは
色々な方のHPやBLOG、参考書籍などにも書かれていると思いますが
扱うデータの違いだと思います。


Photoshopではビットマップ(bitmap)と呼ばれる画像の形式が使われていて
Illustratorではベクター(vector)と呼ばれる形式が使われています。

細かい説明は自分も詳しくないので省きますが(汗)

ビットマップはピクセル(pixel)と呼ばれる小さい点の集まりで画像を構成していて
わかりやすく言うとファミコンようなカクカクしたドット絵みたいなもの
(わかりやすいかな・・・?)こんな感じの↓


ベクターは図形を単純な点で結んだ線
座標で数値的に表して画像として構成されています。

文章にするとわかりづらいですが
下の画像で見ると一目瞭然だと思います。

上がPhotoshopのテキストで書いた”あ”
下がIllustratorのテキストで書いた”あ”です。






ぱっと見全体では違いがないように見えますが
拡大すると・・・

上のPhotoshopの”あ”は線の輪郭がカクカクしていまぼやけた感じに見えますが
下のIllustratorの画像はいくら拡大してもハッキリした線のままです。

これがビットマップ(ラスタデータともいう)とベクターデータの違いです。


こうした事から
印刷などする際やDTP業界では
Illustratorのaiファイルが好んで使われているようです。

ただ自分の見た限りでは
昔と違い、現在の印刷技術であれば
Photoshopのpsdやepsファイルであっても
Illustratorのaiファイルであっても
印刷のクオリティにそれほど差はないのかなと感じています。