2013年6月10日月曜日

ビットマップとベクターの違い

Photoshop(フォトショップ)とIllustrator(イラストレーター)で決定的に違うのは
色々な方のHPやBLOG、参考書籍などにも書かれていると思いますが
扱うデータの違いだと思います。


Photoshopではビットマップ(bitmap)と呼ばれる画像の形式が使われていて
Illustratorではベクター(vector)と呼ばれる形式が使われています。

細かい説明は自分も詳しくないので省きますが(汗)

ビットマップはピクセル(pixel)と呼ばれる小さい点の集まりで画像を構成していて
わかりやすく言うとファミコンようなカクカクしたドット絵みたいなもの
(わかりやすいかな・・・?)こんな感じの↓


ベクターは図形を単純な点で結んだ線
座標で数値的に表して画像として構成されています。

文章にするとわかりづらいですが
下の画像で見ると一目瞭然だと思います。

上がPhotoshopのテキストで書いた”あ”
下がIllustratorのテキストで書いた”あ”です。






ぱっと見全体では違いがないように見えますが
拡大すると・・・

上のPhotoshopの”あ”は線の輪郭がカクカクしていまぼやけた感じに見えますが
下のIllustratorの画像はいくら拡大してもハッキリした線のままです。

これがビットマップ(ラスタデータともいう)とベクターデータの違いです。


こうした事から
印刷などする際やDTP業界では
Illustratorのaiファイルが好んで使われているようです。

ただ自分の見た限りでは
昔と違い、現在の印刷技術であれば
Photoshopのpsdやepsファイルであっても
Illustratorのaiファイルであっても
印刷のクオリティにそれほど差はないのかなと感じています。

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